
/循環する、優しさと美しさ - 後編
Risa ChinoSpecial Interview
コスメティクスの成分や機能に精通し、インナービューティーを軸に“生命力が息吹くようなメイク”を生み出すメイクアップアーティスト・Risa Chinoさん。「美しさ」と「健やかさ」の本質、そしてビューティーが秘める力について尋ねたインタビューを、前後編でお届けします。今回は、Chinoさんが考える「美しい人」について、さらに深く伺いました。...read more
コスメティクスの成分や機能に精通し、インナービューティーを軸に“生命力が息吹くようなメイク”を生み出すメイクアップアーティスト・Risa Chinoさん。「美しさ」と「健やかさ」の本質、そしてビューティーが秘める力について尋ねたインタビューを、前後編でお届けします。今回は、Chinoさんがメイクで心がけていることや、普段の生活で大切にしている“ひと手間”について伺いました。
–普段Chinoさんがメイクのお仕事で心がけていることはありますか?
メイクにはいろいろな手法がありますが、私が大切にしているのは、「その人らしい健やかな魅力を引き出す」こと。相手と対話を重ねながらその人の内面から映し出される像を表に引き出すようにしています。それぞれ魅力をすでにお持ちなのでチャームポイントをより出会う人に伝わるように引き出します。お話しさせていただく中で関係を築きながらより良い選択肢や可能性、理想へ向かえるよう、自信や心地よさとしてそれぞれの魅力を表すことに力添えさせていただけますと心から嬉しくなります。
貴重な機会をご一緒させていただく皆さまどんな方やプロジェクトだとしても、それまでに至るまでに込めてきた熱意をくみ取り、想いや大切にしている世界観をメイクを通して寄り添っていきたいと思っております。
その人自身が向かうこれからの未来へより確かに歩めますように。メイクは“意識のビルドアップ”だと感じています。
–Chinoさんのメイクが加わることで、静止画や映像にも“体温”が宿ります。手がけるメイクは単なる仕上げではなく、クリエイティブ全体に奥行きを与える “生命の息吹のような存在” なんだと感じます。
–私たちが自分自身に行う日々のメイクは、どんな気持ちで向き合うと良いのでしょう?
日々、人生を楽しんでほしいと思っています。今日という1日を、自分らしく軽やかに心地良く歩んでいくための“味方”としてメイクが寄り添える関係だと嬉しいです。朝、呼吸を整え深呼吸。鏡の前の自分と向き合いまぶたに色をのせるとき、肌をベールで包むとき。太陽の光が肌を馴染み煌めかせ、コスメとのハーモニーで出会う新たな自分。どの瞬間の出会いも美しく、癒され自分自身の整いになる。1つ1つの選択やバランスを日々、私自身も楽しみたいと思っています。
TPOに合わせて装いを変えることも楽しみなバランスのひとつ。「私は私らしく」誰かのための前に、自分自身へ。どんな自分も私らしい。自分らしさで輝いた人はとても魅力的だと思うのです。メイクは“何者かになる”ためのものではなく、“自分らしくいられるため”の行為。日々を大切に生きていくために、自分を一番近くで支えてあげてほしいと思っています。
–普段の生活であえてChinoさんが“ひと手間”かけていることはありますか。余白をつくるように心がけています。人によって余白の形や存在はそれぞれ違うと思うのですが、最近は水泳やフィットネスなど、1人で無心になれるような深呼吸したり心を整えたりする時間を意識的に持ちルーティーン化するようにしています。
–klarmのアイテムを使ってみていかがでしたか?klarmのアイテムでケアした後の肌に触れた瞬間に感じたのは、“さっぱりしているのに潤っている”という、不思議な感覚でした。その潤いは、表面を覆うような保湿感ではなく、内側からふわっと整っていくような、そんな感覚です。肌のバランスが清らかに整っていく。クリアで清々しい使い心地。1日の始まりを明るく、気持ちよくスタートを後押ししてくれるような、どんな1日の終わりでも全てを包み込み、夜や眠りに溶けていくようなクリアリングパワーがあるプロダクトだと感じました。仕上がりは気張らないで、自分らしい等身大の健やかな自分を教えてくれるような肌との出会い。さっぱりと軽やかでありながら豊かさも感じる素肌の呼吸が整うような印象です。
最近ではそれぞれの肌タイプや好みなど選べるスキンケアが増えましたが、肌から精神と感覚に寄り添ってくださるklarmは、まるで“自分の肌と対話し、関係性を築く”ような感覚に。肌の調子は日々変わるもの。だからこそ「肌と相談して決められる」スキンケアが必要だと思います。たとえばソープやクレイパックは、使用量や水の量・泡立て方をその日の自分に合わせて調整できる。適切なバランスへ導いてくれる頼れる存在。“選択肢をくれる”klarmの設計は、肌と自分との対話を促してくれ、人とのコミニュケーションと同じような優しさがあります。そんな尊い関係性を築けことが日々の余白時間にとても心地よいです。
その時々の肌の声を聞き、どんな時も答えてくれる。日々心地良く寄り添ってくださる出会いは貴重です。klarmと出逢えて、心から感謝しております。
後編はこちら。
メイクアップアーティスト
東京生まれ、東京育ち。美容業界にて美を追求する母親、そしてデザインに携わる父親のもとに生まれ、幼少期より日常的に美容やアートに触れる。絵画教室、書道に通った経験を通し、色彩や筆を使用しての芸術に魅了され、ネイリストとしてキャリアをスタート、後にメイクアップ・アーティストを志す。都内にて活動後、台湾の国立台湾師範大学に留学。マンダリン語を取得。2016年、Yuka Washizuに師事。 2018年、フリーランスメイクアップアーティストとしての活動を開始。コスメティックスの成分や性質を熟知し、インナー・ビューティを軸に、モード、ビューティに加え、生命力あるエネルギッシュなメイクを得意とする。
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